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投稿時間:01/03/28(Wed) 12:24
投稿者名:矯正専門医
Eメール:fukumashi@yokohama.email.ne.jp
URL :http://www.asahi-net.or.jp/~XT4K-FKMS/index.html
タイトル:Re: 歯の矯正について

> 初めまして。
> 21歳の男です。
> 早速ですが、質問です。
>
> 子供のころに鼻の病気にかかっていたために口だけで呼吸をしていました。
> その結果、いわゆる開咬というやつになってしまい、歯を閉じようと
> しても今は前歯の上の歯と下の歯の間に最大で5mm程度の隙間が
> できてしまいます。
>
> 一度、歯医者さんのところへ相談にいったのですが、そこで、
> 「舌を切らないとねぇ」とか「顎骨を削るぅ?」という物騒なことを
> 言われました。
>
> 最悪、こうした事態も考えられるのでしょうか?
> そして、いざ矯正、となると一体どれくらいの費用と月日が必要なの
> でしょうか?保険を適用することは可能なのでしょうか?
>
> 質問が多いですけれど、教えて下さい。
> お願いします。

口呼吸を直すのは重要ですが、形態が開咬状態では口呼吸や舌癖を改善しにくいのも事実です。
通常並行してい、治療するのが普通です。
もちろん耳鼻科疾患の治療も含めて治療の必要が生じます。

開咬で外科矯正はよくあります。
当院でも外科矯正は年間、20ケ−ス以上あります。
但し、巨大舌で舌短縮術(舌を切る)ケ−スは私は経験したことがありません、
口腔外科の先生の意見だと外科矯正後の舌が適応できない(口腔が小さくなるので)場合は希にやるそうです。

費用について
外科矯正を伴う場合日本では認定を受けた所では保険適応です。
当院もその認定を受けていますが、矯正専門医が全て「顎変形症」の
保険認定をもってはいません。

手術も保険適応です。
下顎だけの手術なら2割負担の患者さんなら矯正歯科に15〜20万円
口腔外科医に15万くらいで、結局、矯正のみ(当院はは60〜70万円)より患者さん負担が安くなります。

だからといって外科矯正を薦めるのではなく、外科矯正をしなければならない症例のみ外科矯正を行ないます。
つまり外科矯正の保険指定医はその認定資格があるとされているわけです。


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- 歯の矯正について - カズ 01/03/23(Fri) 01:55 No.181

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