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投稿時間:03/01/07(Tue) 18:00
投稿者名:矯正専門開業医
Eメール:fukumashi@yokohama.email.ne.jp
URL :http://www.asahi-net.or.jp/~XT4K-FKMS/index.html
タイトル:Re^3: 矯正医の選び方について

> 返事が遅れました。8月26日に質問した者(No.1012)です。その時解答して頂いたサイト(URL欄に書きました)の中の京都の診療所、ヒラノ矯正歯科クリニックが厚生大臣指定・育成医療(矯正)医院となっています。

了解しました。
育成医療医院のことですね。
当院も育成・厚生医療医院の指定病院ですが育成・厚生医療機関の指定は厚生大臣だったとは忘れていました。

これは障害者等の自己負担が軽減されるシステムです。
矯正歯科の場合は唇顎口蓋裂の患者さんは保険医療機関では健康保険適応になります。
さらに育成医療指定医療機関では矯正歯科にかかった保険の自己負担を軽減できます。
従って、唇顎口蓋裂の患者さんでないと直接関係ないと思います。

但し、育成・厚生 医療指定を歯科医院がとるためにはそれなりの手続きと資格が必要です。
日本矯正学会認定医もその評価の1つと聞いています。

育成・厚生 医療機関指定を受けていてさらにある基準をクリアして申請し許可がでると、
顎口腔機能診断施設というものもよく見受けられると思います。

これらの施設では外科矯正(手術を伴う矯正)の矯正が保険適応になります。
外科手術も保険適応になりますので、医院によっては矯正単独より保険が利くので患者さんの自己負担が帰って安くなる事も多々あります。

当院でも外科矯正はこの制度のせいかどうかわかりませんが、近年外科矯正の割合が、かなり増えています。

いずれにしても、唇顎口蓋裂か外科矯正適応でないかぎり直接患者さんメリットになることはないように思います。

このサイトでは個人的な事を書いてはいけないと管理者から言われていますが、京都のヒラノ先生はよく知っています。
矯正専門開業医の世界は結構狭いのです。

日本臨床矯正歯科医会
http://www.kyouseishika-ikai.gr.jp/
も参照ください。


- 以下は関連一覧ツリーです -
- 矯正医の選び方について - 矯正希望者 03/01/05(Sun) 21:01 No.1118

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