[リストへもどる]
一 括 講 読

投稿時間:01/07/26(Thu) 22:45
投稿者名:カノン
Eメール:kanon@ao.com
URL :
タイトル:矯正治療における抜歯について
初めまして。矯正における抜歯について質問させて下さい。
何件か矯正歯科に相談に行っているところなのですが
殆どの歯科では当然のように第一小臼歯の抜歯を勧められました。
しかし、ある医院では‘貴方の場合は抜歯をしてはいけない’と言われました。
(特にこの先生はどんなケースでも非抜歯を標榜しているわけではありません)
私の歯並びですと、抜歯をして前歯を後方へ引っ込めると
舌の部屋が狭くなって行き場に困った舌が喉の方へ落ちてしまうと言うのです。
すると就寝時には仰向けになって寝るわけで、
ますます舌が喉に落ちてしまって気道が狭くなり、
睡眠時の体内への酸素供給量が減り、起きた時には酸欠状態になって、
それが原因で寝起きが悪かったり偏頭痛が起きたり、それが長く続けば
様々な不定愁訴が発現する可能性もあると言うのです。
ですから舌側矯正だと裏側に装置をつけるから、ますます舌の部屋が狭くなり
元々、舌の部屋が狭い人にはお勧めできないと言われました。
実際、今現在の私の口の中は狭いようで、確かに不定愁訴に悩まされています。
寝起きは悪くて昼頃になっても常に眠くてボ〜っとしてる状態です。

そこで質問なのですが、このような事は矯正治療においてありえることなのでしょうか?
何故、医院によって意見が違うのでしょうか?
先生の意見を聞かせて下さい。よろしくお願いします。

投稿時間:01/07/27(Fri) 10:17
投稿者名:矯正専門医
Eメール:fukumashi@yokohama.email.ne.jp
URL :
タイトル:Re: 矯正治療における抜歯について

> 殆どの歯科では当然のように第一小臼歯の抜歯を勧められました。
> しかし、ある医院では‘貴方の場合は抜歯をしてはいけない’と言われました。

第一小臼歯の抜歯治療は通常行われる治療方針です。


> 私の歯並びですと、抜歯をして前歯を後方へ引っ込めると
> 舌の部屋が狭くなって行き場に困った舌が喉の方へ落ちてしまうと言うのです。
> すると就寝時には仰向けになって寝るわけで、
> ますます舌が喉に落ちてしまって気道が狭くなり、
> 睡眠時の体内への酸素供給量が減り、起きた時には酸欠状態になって、
> それが原因で寝起きが悪かったり偏頭痛が起きたり、それが長く続けば
> 様々な不定愁訴が発現する可能性もあると言うのです。
> ですから舌側矯正だと裏側に装置をつけるから、ますます舌の部屋が狭くなり
> 元々、舌の部屋が狭い人にはお勧めできないと言われました。
> 実際、今現在の私の口の中は狭いようで、確かに不定愁訴に悩まされています。
> 寝起きは悪くて昼頃になっても常に眠くてボ〜っとしてる状態です。
>
> そこで質問なのですが、このような事は矯正治療においてありえることなのでしょうか?

学会や当院での抜歯治療でそのような事を聞いたことはありません、
以前は舌を切除等をしたこともあるらしいのですが、私は経験ありません。


> 何故、医院によって意見が違うのでしょうか?

抜歯・非抜歯の判定基準はある数値で簡単にでるものではありません、
当院でもドクタ−3名いますが、1症例で意見が別れる事はしばしばあります。
近年、一般歯科医向けの講習会を受けて矯正治療をしている先生が多いのですが、その様な講習会でのみで勉強した先生は、その講師の先生の考え方にのみで判断して、他の考え方を見れない状態になっている先生をよく見かけます。

投稿時間:01/07/27(Fri) 10:27
投稿者名:カノン
Eメール:kanon@ao.com
URL :
タイトル:ありがとうございます
ありがとうございます。
要するにケースバイケースってことでいいのかな?



- Web Forum -