[リストへもどる]
一 括 講 読

投稿時間:01/07/01(Sun) 17:40
投稿者名:美樹
Eメール:miki@ai.com
URL :
タイトル:噛み合わせと不定愁訴について
初めまして。美樹といいます。不躾ながら質問させて下さい。
矯正治療における噛み合わせに関する事なのですが、
通常、不正咬合(顎の位置が悪い)の場合、器具をつける前には
最初にスプリントとかいうものをつけるものなのでしょうか?
ネット上で噛み合わせに関するページを色々と閲覧しているのですが
ポールスプリントというものがあるのを知って興味があります。
普通のスプリントと違うのでしょうか?
あと、バイオプレート治療なる治療法もあるみたいなのですが
いまいち実態がつかめません。ホームページの情報では
顎関節症はもとより、あらゆる不定愁訴が治ると謳っているのですが
そんなに実績のあるものなら、何故もっと一般に広まらないのだろう?
という疑問もあります。(結構なお値段みたいだし、、、)
このプレートは歯科業界では、どのように捉えられているのでしょうか?
矯正に関する理論とかが沢山あって、何を選択すればいいのか分かりません。
本当の事が知りたいです。
是非、よきアドバイスを御願いいたします。

投稿時間:01/07/02(Mon) 10:13
投稿者名:矯正専門医
Eメール:fukumashi@yokohama.email.ne.jp
URL :
タイトル:Re: 噛み合わせと不定愁訴について
私は矯正専門で開業しているものです。
矯正前にスプリントを入れるケ−スは成人矯正の2/3くらいあります。
理由は顎関節症の治療と顎位の確認の為に使用します。
不定愁訴と咬合との関係はあると顎関節学会でも取り上げられています。
しかし、全ての不定愁訴が顎位から来るのではないので、顎位(咬合)を変えたかとといって治癒するとはかぎりません。

ポ−ルスプリントは私は顎関節学会の会員でもありますが、聞いたことはありません、勉強不足ですみません。

また矯正治療は通常保険適応外ですが、顎関節症のスプリント療法は保険医療機関では保険適応です。当院でも顎関節症と病名がつけば、保険で治療しています。
つまり矯正治療の為の顎位の確認のスプリントは保険適応外になるので当院では診断料のなかに含んで行なっています。

投稿時間:01/07/02(Mon) 10:59
投稿者名:美樹
Eメール:miki@ai.com
URL :
タイトル:Re^2: 噛み合わせと不定愁訴について
美樹です。
お忙しいところお返事下さってありがとうございます。

> しかし、全ての不定愁訴が顎位から来るのではないので、
> 顎位(咬合)を変えたかとといって治癒するとはかぎりません。

そうですか、、。
私の場合、顎が引っ込んでいる噛み合わせなので
下顎が気道を圧迫しているような気がするんです。
だから、気道が狭くなって酸素摂取量が低くなり
色々な不定愁訴が出るのかな?
って、勝手に思ってしまっているのです。(^^ゞ

> ポ−ルスプリントは私は顎関節学会の会員でもありますが、
> 聞いたことはありません、勉強不足ですみません。

私も詳しくは知らないのですが、
東京のポール矯正歯科の各務 肇先生という方が
考案されたものみたいです。
咬合と不定愁訴についても詳しい先生のようなので
関心をもっています。

> また矯正治療は通常保険適応外ですが、
> 顎関節症のスプリント療法は保険医療機関では保険適応です。
> 当院でも顎関節症と病名がつけば、保険で治療しています。

どのような場合に関して顎関節症と診断されるのでしょうか?
症状がある場合か、それとも
骨格的に調べた結果(レントゲンかなにか)で
診断されるのでしょうか?

よろしく御願いいたします。



- Web Forum -