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一 括 講 読

投稿時間:01/06/01(Fri) 15:09
投稿者名:のりこ
Eメール:N-NAKAJIMA@NICK.CO.JP
URL :
タイトル:保険内と外の差について教えて下さい。
はじめまして、よろしくお願いします。1年前に歯科にかかり左下奥をブリッジにしました。最近ブリッジの台歯(手前側)が痛み、会社の近所の別の歯科にかかりました。ブリッジを取り中を見て頂いたのですが、特に何もなく「以前に削った歯の神経がしばらくたってから痛む事がある。」との事でした。 痛みは2日でおさまり、またブリッジを被せる事になったのですが、もともとのブリッジは切断されてしまい(真中の歯のない部分を切り取られ、台歯のだけ被っている状態です。)新たにブリッジを作る事になりました。歯科医からは「保険適用外の治療30万円位」を強く勧められています。また、「保険内では土台の部分の治療も違ってくるので、あとあと大変な事になる。」と威されています。
そこで教えて頂きたいのですが、保険適用内と外とでは、そんなに治療の内容に(被せるものだけでなく、基礎の部分から)大きな差が出るのでしょうか? もともと歯軋りやかみ締めが強く、今回ブリッジをはずした時も「衝撃で中のセメントがボロボロになっていた」と云われたのですが、保険外の高額の治療なら、それに耐えうるのでしょうか?
保険内だと6千円位、保険外だと30万円位と5倍近い出費の差が出ますが、そのぶんブリッジの寿命も5倍に伸びるのでしょうか?
良く解らずとても不安です、どちらを選べば良いのか解りません。
保険内と外の治療とその後の寿命の違いについて教えて下さい。

投稿時間:01/06/01(Fri) 16:23
投稿者名:黒猫
Eメール:qanda@kdent.net
URL :http://www.kdent.net/qanda/index.htm
タイトル:Re: 保険内と外の差について教えて下さい。
>>「保険内では土台の部分の治療も違ってくるので、あとあと大変な事になる。」

と、このままの言葉を歯科医が言ったのでしょうか?
もしそうなら、同業者として大変恥ずかしい事で、憤りを感じます。
貴殿の事情が許すなら、転院をお勧めします。
 
歯の土台の中(歯の根)の治療は、保険内、外、基本的に変わりません。
ですから、「大変な事になる」と言う事はありません。
土台に使う金属は保険内、外で違います。歯軋りや噛み締めが強い場合、
保険の範囲内の土台ですと、破折の危険性が高くなると思われます。
その上に入れるブリッジは、保険内、外で耐用年数は殆んど変わりません。
保険外ですと、銀色ではなく白い歯を選ぶ事も出来ますし、硬さが理想的な
金を選ぶ事も出来ます。
歯軋りや噛み締めが強いなら、金の方が良いかと思います。
 
以上のように、破折の危険性を除外すれば、耐用年数は殆んど変わりません。
ただし、その期間は審美性や感触等、保険外のものの方が、保険適用の
ものよりも、快適であることは間違い有りません。
経済的に可能であるなら、「大変な事になる」という脅しのような
理由ではなく、保険外の良い材料の物をお奨めします。
 
他のスレッドでも書きましたが、先進国の標準的な治療は日本では全て
保険外の治療になります。
日本の健康保険制度は、その財源の関係上、先進国の標準とはかけ離れた
代用品をもって行われています。
もちろん我々歯科医は材料が代用品であっても、処置に手を抜く事は
ありませんが、材料の差は技術ではカバーしきれません。
経済的に許されるなら、良い材料の物を入れる事をお奨めします。

投稿時間:01/06/04(Mon) 00:05
投稿者名:ito
Eメール:pinkhome@rs.catv.ne.jp
URL :
タイトル:またもや・・・・?
以前治療した前歯(サシバ)の根っこ治療をしなければ
抜歯しなければならなくなる、といわれ迷ってます。
治療するためには、一度サシバをとって新たに1本10万円もするサシバを入れるしか方法はないのでしょうか?



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