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一 括 講 読

投稿時間:01/05/17(Thu) 01:23
投稿者名:senta
Eメール:senta@theia.ocn.ne.jp
URL :
タイトル:ブリッジに抵抗があります。
初めてここに来て、初めて質問させて頂きます。
今日10年ほど前に入れた上前のさし歯が折れてしまいました。折れた拍子に土台の歯根まで真っ二つになってしまい、再び固めてももうもたないと言われました。
そこで提案されてるのが、ブリッジですが、
なんともない両隣の歯を削ってしまうこと、
その2本を入れて3本分、計22万円の料金がかかること、
考えるだけでぞっとします。
土台が壊れても、他になにかいい方法はないのでしょうか?

投稿時間:01/05/17(Thu) 10:05
投稿者名:黒猫
Eメール:qanda@kdent.net
URL :
タイトル:Re: ブリッジに抵抗があります。
前歯を失ってしまった際の方法は、大別して2種類です。
一つは両隣の歯を土台としてブリッジにする方法、もう一つは部分義歯を
入れる方法です。
部分義歯(パーシャルデンチャ−)は、取り外し式のいわゆる入れ歯
(ピンク色の歯肉が付いたもの)です。
 
ブリッジのメリットは、違和感が少なく、審美性に優れている点、
デメリットは、両隣の歯の切削量が多い点、です。
部分義歯のメリットは、逆に両隣の歯を削らない(一部削る場合も有り)
デメリットは、違和感が大きい、審美性に劣る。
と言った所です。
 
また、ブリッジは健康保険でも入れる事が出来ます。
保険のものでも、噛むという機能の面からは、問題ありませんが、審美的には
かなり劣ってしまいます。
 
第3の選択肢として、インプラント(人工歯根を骨に埋めるもの)という
ものも有りますが、デメリットも大きく、積極的にお奨めできるものではありません。
(どちらかと言うと、ブリッジも入れられない方の選択肢でしょう)

簡単な説明になりましたが、もう一度、通院されている歯科医院の先生にそれぞれの
方法のメリット、デメリットをお聞きになり、ご自分で選択なさって下さい。
 
最後にひとつ、先程健康保険でも入れられると書きましたが、健康保険で
入るものは、あくまでも代用品です。
奥歯に入れる銀歯も使う金属は、金の代用品の合金です。
先進国の標準とされている材料は、詰め物は金(18〜20金)前歯はポーセレン(セラミック)です。
日本は、戦後の高度成長期のなごりの健康保険制度を今も守っていますが、
その健康保険が適応される材料は、代用品が多いのです。
経済的に無理の無い範囲で、代用品ではない、材料をお使い下さい。

投稿時間:01/05/17(Thu) 23:52
投稿者名:senta
Eメール:senta@theia.ocn.ne.jp
URL :
タイトル:Re^2: ブリッジに抵抗があります。
さっそくの御回答ありがとうございます。
御意見を参考にじっくりと考えてみます。

「一日で外れるかもしれない」と警告されていた
割れた土台へのダメ押し接着が今日一日無事もったので
あと5年は慎重にもたせていこうと気合いを入れています。

どうもありがとうございました。

投稿時間:01/05/18(Fri) 18:35
投稿者名:黒猫
Eメール:qanda@kdent.net
URL :
タイトル:Re^3: ブリッジに抵抗があります。
> あと5年は慎重にもたせていこうと気合いを入れています。

お気持ちはわかりますが、そのままにするのは戴けません。
割れた歯根をそのままにすると、歯が埋まっている骨(歯槽骨)が、溶けて
いざ、ブリッジにしようという時に、歯肉が異様に痩せて、ブリッジが
不自然な形になってしまいます。
いわゆる、とってつけたような歯になってしまいます。
 
その時に、後悔しても遅すぎます。
歯科医は、頑張れば残せる歯を抜こうとは言いません。
早めに処置を受けられて下さい。

投稿時間:01/05/23(Wed) 12:10
投稿者名:senta
Eメール:senta@theia.ocn.ne.jp
URL :
タイトル:Re^4: ブリッジに抵抗があります。
御忠告ありがとうございます。
でも今の仮歯がしっかり?ついている以上、
どこまでもつか、やってみないと自分で納得いきません。
5年というのはオーバーにしても、もうちょっと様子を見てみます。
>歯が埋まっている骨(歯槽骨)が、溶ける
というのは歯医者さんに時々見てもらうようにします。
(などといいながら、今日抜けてしまうのかもしれませんが‥)

どうもありがとうございました。



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