３６歳独身女性です。
小学生の頃に歯科矯正を行っておりましたが、成長のほうが早くて成人した頃に手術した方が良いと言われました。
実際、成人してからは就職し、仕事を休むこともできずに現在に至ってしまいました。
前歯に人差し指がすっぽり入ってしまうほどで、見た目も醜く、幼い頃から道行く人に指を指されていました。
歯が成長する幼年期に抗生物質の投与を受け、歯の色も茶色く変色してしまい、コンプレクスの為に虫歯ができてしまっても歯医者に行くのを躊躇してしまった結果、歯がボロボロになってしまいました。
もっと若いときにきちんと計画を立てて治療するなりしなければならなかったと反省しています。コンプレックスが邪魔をして人間関係も仕事も上手くいかず、性格も歪んでしまっている様な気がします。
健康面でも悪影響があると思うので、４０歳になる前に怖がらずに手術を受け、これから第２の人生をはつらつとした気持ちで過ごしたいのですが、おそらく虫歯を完全に治療するのが先決だと思うのですが、また費用のほうも限界があるので総合的に相談に応じてくれる医療機関に診療してほしいのですが、どの歯科に相談したらよいのか教えてください。
虫歯を治療する過程で、歯を白くしたいので、術前・述後の矯正とどんなプロセスで組み合わせればよいのでしょうか。

反対咬合と書きます。えりさんの場合、我々は「（骨格性）下顎前突」と表現します。

３歳時くらいに当院に来院して、父親、母親の遺伝的要因や現症、の骨格的要因で「将来手術を覚悟してください。」と言って実際骨格的改善をはかっても手術になった症例は多々経験しています。

但し、「手術になったから残念だとか、手術しないでよかったね」いう問題ではありません、治療結果が全然違います。
ボ−ダ−ラインケ−スでは患者さんに決定してもらいますが、最近ではむしろ手術を希望するケ−スが増加しています。

特に当院もそうですが、一部の認定医療機関では、顎変形症の矯正治療は保険適応になり患者さんの経済的負担が軽減したこともその要因です。

術前矯正は１〜１．５年で術後矯正は０．６〜１年とみていいでしょう。

下顎のみの手術か上下顎の手術によるかも外科的なものは異なります。

このサイトの特質上、個々の矯正歯科医や口腔外科医の情報は流せませんが、当院で外科矯正を行なった患者さんが「矯正物語」というHPを公開しています。

個人、医師名や診療機関名は伏せてありますので、このサイトでURLを添付しますので見てください。歯科医師や矯正専門医も患者さんサイドの見方で勉強になります。

http://www3.ocn.ne.jp/~kyousei/

です。
おもしろいですよ。